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エーテルの小話①
元はといえば食事をするためだけに訪れたこの惑星。ここでは多種多様な種族が溢れている。その中でもテレストと呼ばれている種族はとてもとても遠い所から来たそうで、その遠い所からくるために乗ってきた箱の中にはまだ眠っている人もいると聞いた。そして起きた者やほかの宇宙から来た者同士で助け合っているのだとか。
エーテルの種族は食事の石がなくなれば互いを捕食する場合もある。惑星を食べつくして消滅させたことも一部の団体ではあるそうだ。助け合いなど考えたこともない。
だから珍しく見えた。そして面白そうだと思った。
たまたま見かけたテレストを通じて学んでいこうと行動に移した。

エーテルの小話②
小唄と呼ぶテレストにエーテルと名付けられてからはその名前を自分とした。本当の名前は別にあったはずだが名乗ることはない。